サーフィンを始めるにあたって、何から揃えれば良いかわからない、
そんな方の参考になるような記事となっております。
私は車で行くのでそれ想定の記事です。
そもそも何故、私がサーフィンを始めたのかについてはこちらの記事です。
どのようにして初心者の私がひとりでサーフィンを始めたのかを記します。
サーフショップで買うメリット・デメリット
前回のスクール体験を通して、サーフィンを始めようと思った私はサーフショップに行きました。
初心者の方がサーフボードを買う際は店員に聞いたほうが良いです。
ここではメリットとデメリットを書きます。
メリット
・初心者の方が海のどの辺りで練習したほうが良いか教えてくれる
・初心者におすすめのボードをすでに用意している
・技術的にステップアップすることも考えて、買い取りも行っている
・1ヶ月間、週に1回一緒に行って教えてくれる
※サーフショップによっては異なる部分がありますので注意です。
最初の1ヶ月、一緒に行ってくれたのは本当に良かったです。
1番のメリットですね。
お店の人はスクール体験をやっていて、そこに同行する感じです。
メインはスクール体験の人に教えていますが、その近くで練習する感じです。
朝9時にお店に到着し、車に同乗して行ってました。
買ったは良いが、どうすれば良いか分からない、ということはなかったです。
デメリット
・店員の雰囲気が悪い店がある
・要らないものまで買わされるかもしれない
・ネットで買うよりも少し割高
注意するのは店員の態度ですね笑
あまりに一般的な常識をこちら側がもっていると個性的な方が多いので、
びっくりすることがあると思います。
変に決めつけてきたりとか、「ん?」と思うような人はいます。
「ここでは買いたくないな」と思ったら店を出ましょう。
あと、カモにされる恐れがあります。
初心者向けではないボードを売って、更に新しいボードを買わせるとか、、、
ネットよりも少し割高です。(正直あまり変わらないですが、ポイントとか考慮すると)
ボードだけ買ってあとはネットで十分です。
とはいえ最初は分からないので、店員の言う事を素直に聞くことも大事です。
私はそうしてましたし、最初は全てお店で揃えました。
良い店員さんに出会えたというのもあります。(ゆっくり、丁寧にしゃべられる方です)
その後、買い替えの時期になったらネットで探すようになりました。
私が実際に購入したもの
①サーフボード
厚み、長さ、形状、フィンの脱着ありなし、等いろいろ見る所はありますが、
大きく分けると、
・ショートボード
・ファンボード(ミッドレングス)
・ロングボード
このように3種類となります。
私は「ファンボード」を選びました。
なぜファンボードを選んだかというと、
サーフボードの簡単な知識として、
板が小さいほど上級者(ショートボード)坂口憲二が乗ってるやつ
板が大きいほど初心者(ロングボード)キムタクが乗ってるやつ
という認識で良いです。
※体重だったり、波のコンデション、その人のスタイル等あるので一概には言えません
ショートとロングの中間に位置するのがファンボードです。
本当はロングボードが良かったのですが、車に入らなかったのです笑
だいたいロングは3メートルくらいありますからね。
例えば下記のように車の天井につければ良いのですが、
面倒だと感じました。
また家の中でも場所を取るので、条件が合う人だけかなと、
私は2階に住んでいるので取り回しも大変です。
私の購入したファンボードは2メートル30センチ程です。
ギリ車内に載せれる大きさです。(軽のジムニー、フィットでも載せれました)
助手席は後部座席側に倒して、その上に乗っけるイメージです。
店員さんと車まで行き、ちゃんと入るか確認しました。
あと家の中でも立てて置けるので楽です。
このボードに7年くらいは乗っております。
値段は8万円位だったと思います。(素材はエポキシ材で、割と頑丈とされているもの)
もう廃盤なので検索しても出てきませんので紹介ができません。
もしかしたら今はソフトボードを勧められるかもしれません。
初心者には乗りやすいし、スポンジなので取り扱いが楽というメリットがあります。
値段も安いし、これをオススメする理由はよく分かるのですが、
若干チープなので、本人がテンションが上がるか?
という疑問もあります。
とはいえ、ハマれば次はもっと自分のレベルにあったボードを購入して、
初心者の友達にソフトボードを貸すこともできます。
複合的に考えて気に入れば、こちらから初めて見るのも全然ありだと思います。
②デッキパット
波に乗った際の足の置き場になるのですが、
ファンボードぐらいの大きさの板だったらつけないことが多いです。
波に乗る際に、後ろに体重入れないと落っこちるときには使います。
私は一気に全て揃えたのですが、
店員さんが店の中にある全部のデッキパットを持ってきて、
自分が買う板に一枚一枚合わせてくれて、二人で「かっこいい」とか、「俺はこっちのほうが好き」
とか言う時間はめっちゃ楽しかったです笑
③ハードケース
単純にサーフボードを守ったりするものですが結構大事です。
これがなかったら多分今のボードは7年も持ってないと思います。
思っている以上にいろんな所にぶつけます笑
ちなみに値段が高いです。10000円くらいしました。
とはいえ今でも使用していますので、まぁよいかなと。
④リーシュコード
サーフボードと自分の足にマジックテープで固定させて、ボードと自分が離れ離れにならないようにするものです。
これは命綱みたいなものですので、安いものは買わないほうが良いです。
(ハワイの人とかは、付けなかったりするそうですが)
昔安いものを買って、海中でちぎれたことがあります。
大したことにはならなかったですが、一瞬血の気が引きました笑
私はfcsというメーカーのものを使用しています。
耐久年数は1年が目安です。
長さもボードによって変わるので注意です。私の場合は7フィートを使用しています。
⑤ワックス
サーフボードに塗る滑り止めです。
季節(水温)によって使い分けます。
かなり独特な匂いがあります。(いい意味で)
サーフショップの独特の匂いの正体はこれだったりします。
因みに最強はこれです⇓
プロも使用してるらしいです。
なんだったら、海中まで持っていき、
波に乗る前に自分の足の裏に塗って、とんでもないアクション決めるそうです。
私はもちろん出来ませんが笑
⑥スーツ・水着
8〜9月であれば基本水着で良いです。
水温の目安は、外気温の1ヶ月遅れぐらいの感じです。
海パン
サーフブランドの海パンは高いです。
ただデザインが良いです。
サーフブランドでしかここまで凝ったデザインのものは市場に流通していません。
水着のファッションブランドって数ないですからね。
とはいえ抜け道はありまして、私の場合ですが、
ユニクロのデザイナーコラボの海パンを使用しています。
2023年のjwアンダーソンとのコラボです。(ロエベのデザイナー)
ユニクロは水陸両用の製品をそもそも作っており、その素材を利用して、
シルエットとデザインを加えているイメージです。
(大量に生産するので一個あたりの値段を下げれる、かつ良質)
ポケットの裏地もメッシュなっており、水が抜けてくれます。
丈もキモくない程よい短さなので私服でも使えます。
値段は¥2990です。
2024年はなかったですが、たまーに現れます笑
個人的には2018年トーマス・メイヤーコラボのデザインが1番好きです。
デジタルっぽいプリントでヤシの木が涼し気に表現されています。
メルカリにはありましたので一応貼っておきます。
ラッシュガード
Tシャツみたいな感じですが、
濡れると肌に張り付いて、重みとかを全く感じず過ごせるものとなっております。
これが結構大事でして、
裸でボードにうつ伏せになると胸が痛くなるのですが、それを防いでくれます。
(皮とか剥けるし、なおかつ海水ですから染みる、、笑)
これに関しては代用品がないので、どうせなら自分が好きなものを選んでほしいです。
ウェットスーツ
私はスプリング(オーダー)とフルスーツ(既製品)を持っております。
スプリングは半袖半ズボンみたいなやつです。
私の場合は買うのが楽しくなってオーダーしました笑
胸元に入れるロゴとか肩周りの色は自分で選びました。
全部そろえたサーフショップが、スーツをメインに自分で作成している所でして、
値段は3万円でした。
例えやぶれたりしても保証してくれる+ほぼ自分の家でやってるので時間が掛からない
などのメリットがありました。
7年間未だに現役で使ってます。(結局1度もやぶれてない)
上記はアクションカメラを買って撮影したときのものです
長袖に見えると思いますが、日焼け防止の為に長袖のラッシュガードを着て、
その上からスプリングを着ています。
初夏〜秋の始まりくらいまで使えます。
つづいてはフルスーツです。
冬もサーフィンするならマストです。(私は10月中旬〜6月上旬くらいまで使います)
サイズは172センチ55キロでMLを使用しています。
こちらはセミドライスーツと呼ばれるものになります。
水の侵入率が違いまして、
ウエットスーツ>セミドライスーツ>ドライスーツの順です。
・ウエットスーツは、海水が入ってくるが一定で閉じ込め、体温で温める。
・セミドライスーツは、身体は濡れないが、足、腕、首から海水が侵入するもの。
・ドライスーツは、全く濡れなくダイビングで使用するもの。
この考えだと、
寒がりな人は、ドライスーツでよいのでは?となりますが、
サーフィンのような動くスポーツでは、適していません。
何かの拍子でもし水が侵入したら、水が抜けていかず沈んでいくそうです。
なので、冬でもセミドライスーツ一択です。
あと、最初は既製品で良いと思います。
試着してみて、どうしても合わなかったら考えるくらいで良いです。
⑦バケツ
これ、かなり使います。
この中に、着替えだったり、ワックス、リーシュコードを入れます。
サーフィンが終わったら、濡れたスーツをこの中に入れます。
結構マストで必要です。
ただ高いしすぐ汚れるので、私はニトリの洗濯コーナーにある洗濯物入れバケツ、
¥800くらいのやつを使用しています。(若干小さいですが)
⑧水タンク
海から上がったあとに、自分が水をかぶって海水を落とすときと、
サーフボードに海水が付着したままだと劣化が進むので水で洗い流します。
そうそう変えることはないのでオシャレなものを選んだほうが良いと思います。
災害時にも役に立ちますし、焚き火したときもこれで消すことが多いです。
⑨ポンチョ
着替えの際に使います。
着替えが終わったら、これでそのままサーフボードの水気を取ります。
個人的にですがコットン100パーセンが良いです。
海から上がってこの匂いを嗅ぐと、なんか小学生のプールの授業を思い出します笑
薄暗い更衣室に行って着替えているあの時間です!(私だけ?)
私としては一気にリラックスする時間です。
その後の飯の旨さはすごいです!!笑
あとサウナに行ったときに、外気浴に当たる際も使用しています。
2つ持ってますが、なんだかんだ7年は使っています。
⑩キーロック
車の鍵を収納するケースです。
大体車の後ろに牽引するために引っ掛ける丸穴があると思います。
そこに掛けて、番号でロックします。
スマートキーを収納する袋が付いてますが、これで電波の通信を遮断して、
ドアも開けれなくすることが出来ます。
因みに私はこの袋がもう駄目になったので、アルミホイルを鍵に巻いて遮断しています。
大体こんな所ですが、細々したものはまた別の記事に書きます。
参考になれば幸いです。
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